モアイ像と南三陸の関わり
1960年のチリ地震津波より絆が深かったチリと南三陸町。
1991年に、復興と友好の証しとして、チリから南三陸町へ最初のモアイ像がやってきました。
そして2011年3月11日、町は巨大津波によりその姿を失い、モアイ像も流されてしまいます。
しかし、国境を越えた絆は決して絶えることがなく、2013年5月25日、新しいモアイ像がチリのイースター島から南三陸町に贈られました。
チリの歴史の中で、モアイ像をイースター島の外に出すことは初めてのことだそうです。
「モアイ」に「未来に生きる」という意味があるように、
大自然の脅威を知る二つの場所は、互いを思い合う誠意と友情こそが「未来に生きる」大きな力となることを改めて確かめ合ったのです。
沢山の方の尽力の下、南三陸町に贈られたモアイ像は、南三陸さんさん商店の敷地内で、今日も町を見守り続けています。
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